DTMでハードシンセを使うメリット

最近はDTMと言えばソフトシンセが主流となっているが、それでもハードシンセを使いたいと思う時がある。ハードシンセのメリットはパソコンのスペックに依存しないところで、発音の遅れを気にすることなくリアルタイムのMIDI演奏ができたり、例えば使い慣れた16パートのマルチティンバーのハードシンセを使えば、ソフトシンセをいくつも立ち上げて作るより、手軽にラフスケッチのようなものが作りやすい。
まだソフトシンセがほとんど出回っていない時代、私が学生の頃はヤマハのCS1xというハードシンセだけで曲を作っていた。その頃に比べるとテクノロジーは進歩して、プロ用機材がアマチュアでも購入できる良き時代になったが、作業工程が複雑化し昔のようにシンプルに曲作りを楽しむことが若干できなくなってしまったように思う。
ただ単に時代に追い付いていないだけかもしれない。昔に比べてずいぶんと出来ることが増えた。プロと同じクオリティーの曲が作れる環境を誰もが手に入れることが出来る。
あとは扱い方次第なのだろう。
ハードシンセが良いか、ソフトシンセが良いかではなく。

microKORGXL+

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